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METHVEN
メスベンと聞いてすぐにピンと来る人はきっと雪が、スキーが、スノーボーディングが大好きな人じゃないのかな?クライストチャーチから車で約1時間のところにあるこの町は世界各国からスキーヤーやスノーボーダーが集まるマウントハットスキー場の麓にあります。夏は人口1,000人ほどの小さな町が冬には3倍くらいにはふくれあがる?らしいです。町には小さなスーパーマーケットと銀行、スキー&スノーボードのお店、パブ、診療所・・・・など町としての最低限の機能はあるもののホントにこじんまりとした田舎といったところです。
メスベンは新潟の塩沢と姉妹町提携しています
私はそんなメスベンに約5ヶ月間、住んでいました。1998年4月にニュージーランドに入国し、クライストチャーチで1ヶ月間過ごしたあとここへ移ってきました。目的はやはりスキーがしたかったのと、夏場に旅をしたかったので、冬場に働くことができないか?と思ったためでした。実は私のニュージーランド訪問は初めてではなく、1996年の7月から9月にかけても滞在したことがあり、その時にお世話になったホームステイ先がメスベンにあったので、帰りたい旨を連絡して5月から6月初旬はここでホームステイをしていました。
メスベンに移ってからの生活はまずは職探しの為にいろいろと情報を集めにまわりました。マウントハットのスキー場で働くスタッフへの応募は4月には締め切られていてムリでした。スキー場のスタッフになればリフトパスはもらえるし、スキー場へ行くバスにもただで乗ることができます。スキー&スノボ用品などを売るスキー場の売店でも割引があったり・・・と特典も多いのです。と言う訳でスキー場で働きたい人はとても多いらしく毎年応募が殺到し、しかも知り合いからのコネでの応募も多く、仕事を得るのはなかなか大変だという話でした。でもそんな中でもワーホリメーカーでチケットオフィス部門やレンタルスキー部門で働いている人もいました。マウントハットやクィーンズタウンエリア、ワナカエリアにある有名どころのスキー場は特に人気があるので職を得るには競争が激しいようです。
そして仕事探しと共に住居探しも重要ですよね。私はホームステイ先があったので5月にメスベンにやってきましたが、遅くとも6月中旬頃にはこちらに来ていた方がよさそうです。マウントハットスキー場の例でいうと例年、5月末から6月あたまにスキー場OPENとなっています。もちろん雪もまだそんなに積もっておらず、本格的なOPENはもう少し先になりますが・・・このへんは各スキー場の持つホームページなどでいろいろと情報チェックするとよいと思います。町に来るのがあまり早いとホームステイやフラットの情報はまだあまり出ていませんが、シーズンが始まってくると空きがなく住むところを確保するのが大変になってきます。多くの長期滞在者やスキー場で働くスタッフがシーズン中の住居を探しにきます。日本人もたくさんやってきます。メスベンにもバックパッカーズはありますが、こちらも長期滞在者でいっぱいになってしまいます。住居の情報はインフォメーションセンターの掲示板に貼り出してありました。あとスーパーマーケットなどの入口のガラスに貼ってあることもありました。冬に住む場所探しなので暖房のことなどは特によく確認しておいた方がよいと思います。ニュージーランド人の友達に教えられたのは「wet back(暖炉のところにパイプを通してあって暖炉の熱で湯を沸かすもの。)があるのとないのとでは家全体の暖かさが違うよ。」とか「家賃に何が含まれているのかよく確認すること。」、「ニュージーランドではフラット代は週払いが多いけどfortnightly(2週間払い)もあるからこの言葉は覚えておいた方がいいよ。」などでした。
で、私は結局、アドバイスをくれた友達のお姉さんの家で暮らすこととなりました。ここは友達のお姉さんとそのパートナー+犬1匹が住んでいて私はその空き部屋を間借りするという形です。食事は自分で作るので半分はフラット、半分はホームステイのような状態でした。日本から学生時代の友達であるユカが来ることになっていたのでいっしょに住めるところを探していた私はちょうどいいところが見つかってラッキーでした。スキーがしたかったユカは彼女の働いているスキー場の仲間とやって来て、9/20頃まで共にここで生活していました。メスベンで知り合ったワーホリ仲間のノブもいっしょに住んでいたのですが、9月末までスキー三昧。私は10月あたままでスキーや仕事をしながら過ごしました。その後、旅を始めてからもメスベンには何度か寄ったりしていました。このフラットで日本帰国までの間、ずっと荷物も預かってもらっていたのです。
これからワーホリでスキー場関係での仕事を希望している人はしっかりと情報を集めて適当な時期に適当な場所にいることが重要じゃないかな?と思います。あなたが誰を知っているかというのも結構重要かと思います。もちろん、時の運もありますけどね。ひとつ余談ですがスキー場のスタッフとして働くとけっこう忙しくて休憩時間も短く、あまりスキーやスノボは楽しめないよという話も聞きました。スキーやスノボをしたいなら山で働くのではなく、町で夕方から夜に仕事をするほうがいいとも聞きました。でも山で働くとリフトがタダになったりするし、夕方からだけの仕事だとあまり稼げないし・・・悩みどころですね。
私の仕事は町のスキーショップの店員さんでした。基本的には夕方、スキー場から帰ってくるお客さんがお店をのぞきに来る時間帯に働いていました。たまに朝のレンタルスキーの貸出し業務を手伝ったりもしました。北半球の夏にスキー&スノーボードをしに来る日本人も多くて主に私は彼らの接客でした。スタッフは地元の人やニュージーランドの各地から、またオーストラリア、スコットランドなどから来ている人もいました。彼らとはもちろん英語で会話しなければならないのですが、なかなか自分の思うことを言葉にできず大変でした。プラスレジの操作や特別なクーポン券を持ってきたお客さんへの対応や、電話応対(これはあまり上手に対応できずに困った・・・)レンタルスキーの貸出票の書き方、はたまた日本で呼んでいるのとは違った呼び名のスキーグッズもあったり!・・・などなどいろいろと覚えることが多い毎日でした。
![]() クワッドリフト |
![]() トップT-Barを降りたところからのゲレンデの眺め |
![]() ヘリスキーにも挑戦! |
![]() ゲレンデの裏のエリアで滑ります |
でも昼間は好きなだけスキーを楽しみ、夕方は仕事・・・と私の理想としていた形で生活することができてよかったです。でもこの生活も慣れてくると仕事に行くのがイヤになったり、スキーもゲレンデコンディションが悪いとカフェでうだうだと過ごしていたり・・・となってしまう時もありました・・・で、たまにクライストチャーチへ出かけたりして適当にリフレッシュも必要だなと思いました。ここでいろいろな人と知り合えていい体験ができたと思っています。メスベンは私にとってニュージーランドでのホームタウンといえる場所です。
マウントハットスキー場についてちょっとだけ。ニュージーランドではどこもスキー場へ行くにはアシが必要です。自動車がなければバスを使うことになります。メスベンの町からも何社かのシャトルバスがあり、値段もさまざまです。自分に合ったものを選択するのがよいと思います。ゲレンデにかかるリフトはクワッド×1、トリプル×1、T−Bar×3、プラッター×2、初心者練習用グリップ×1です。チェアーリフトも二つだけ、ましてやゴンドラなんてありません。というのもマウントハットスキー場は特に強風が吹きつけるところであり、そんな場所にチェアーリフトを架けるととても危険だからです。突風が吹くこともあり、ゲレンデがあっという間に濃い霧で覆われることも度々です。そして日本みたいに森林のあるゲレンデの風景はありません。全て岩肌が見えていたり、石がごろごろ転がっている上に雪がついているというものです。(板が石ころの上を滑走すること度々!)詳しいニュージーランドのゲレンデ情報はこちらをクリックしてみてください。
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